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モーションピクチャー始めました

初夏……

じゃなくて、要するに動画。

二年近く放置のブログですがツイッターの方を流しまくらないようにこちらに書いた方がよさそうなのはこちらにして少しでもブログ慣れしませんと。

2016年は自分の映像表現で二つの大きな動きがありましたがその一つがざっくりいえば 動画 を本気でやってみようと…
でもたぶん一般的なイメージの動画とは違うと思います。同様な事をしている人は世界にいくらでもいるでしょうけど日本語とかジャンル的にとか全然わからないので自己中に自由に進めます。
この動画も大きく分けて二系統あり、一つは物語性のある内容で長回しはせずショートをつなぎ合わせるもの。コスの方で実験的にやってみようかと…
もう一つはスチルでは以前からやっていますが、人の身体をオブジェ的に(ボディーラドスケープ要素)エロス・フェチな要素も含めたものを上記と同じショートで繋ぐもの。

サイレント前提です。

撮影はデジタルと16mmフィルムの両方を使いますが仕上(最終媒体)はモノクロポジ(フィルム)になります。
身体の綺麗なラインと肌面の柔らかなトーン・グラデーションとボケ、陰影が命な描写性を重視したものなので写真がもっとも美しく鑑賞できる光学プロジェクターによるフィルム投影です。残念ながら4Kで高価なデジタルプロジェクターでもトーンの厚み・美しさは 35mmどころか16mmフィルムには劣るので…

デジタルで撮影した映像は当然としてフィルムで撮影した映像は一旦テレシネでデジタルでのグレーディング・繋ぎ編集をしてこれをキネコ(デジタル映像をフィルムに写す)して完成 という流れ。
デジタル撮影したり処理した映像をキネコでフィルムにしてもフィルムのトーンの厚みや空気感が得られるのでこれがフィルムの現像に支配されずイメージ通りのトーンがフィルム上に再現できるので一番自分には理想的。
これではフィルムの種類や現像によるトーンを見越してグレーディングでフィルム上に理想的なコントラストが乗る様に補正できるしフィルムの継ぎ接ぎも必要なく400ft丸々一発製作が可能~

偶然?コダックが今年フィルムとデジタルを融合させた様な8mmキャメラ(私は スチル用を”カメラ” 動画用を”キャメラ” として使っていきます)を出す様ですが、私も完全にフィルムとデジタルは融合させてます。これはスチルではデジカメを使い始めた当初からの事でフィルムの方がどうだのデジタルの方がどうだの ではありません。適材適所で使い分け・融合使用するものです。

トーンが命と言っていながら何故35mmではなく16mm? それは、ちゃんと撮影してちゃんと扱えば16mmフィルムは一般的に知られているよりも遥かに美しく描けるからです。世に多くある16mm映像は機動性を優先した撮影やアマチュアが低い技量で撮影したものばかりでそういった映像が原因で本来の16mmフィルムの映像の可能性を誤解されています。(これはスチルでのフィルムの本来の性能を知っている人は実は少ないのと同じ)
それに、撮影で使うフィルムキャメラはスチルの小道具としても使うのでデザインが好い物である事も条件…

そこで選んだのがドイツの Arnold & Richter Cine Technik の Arriflex 16ST という16mmフィルムプロキャメラとしてド定番中の定番物。
メーカーの アーノルド&リヒター 通称 アリ/ARRI (でももはや社名) 映画撮影のキャメラの長みたいなメーカー

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キャメラは届いてからそっこ~でOVHして非常に滑らかに動いてます。ちゃんとメンテナンスをされて来た内部磨耗・劣化の全く無い個体でよかった~ モーターが無かったのでPWM制御で製作して電源コードがニョキニョキ伸び出ているなどという間抜けな状態にせずコンパクトにモーターユニット内にバッテリーを納める構造に。
このキャメラで撮影する場合は基本手持ちなので機動性が欲しいので革で取っ手を製作

16mmフィルムはアメリカで買って現像は当然自分でやります。



このキャメラの通称は 16ST とかもっと大雑把に Arri とか ArriS とかあるのでスチルでのオリジナルで小道具に使ってるシリーズは シネマガール とか キネマガール アリス16/Arri.s16 ってしてます… 単純なもんです…


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映研な女の子がアリを振り回すのがポイントの一つでもあるものの、いざ撮ってみると… Beaulieu 4008 の方がオサレで軽くてコンパクトで好いんじゃないかなと思ったりも…





レンズはフィルム時代からお気に入りのライツのL39レンズ(Summart5cmとSummicron5cm)を自作アダプタ(勿論無限遠可)で取り付けてもう一本ツアイスのDistagon32mm F2.8を自作arri鏡胴に組み込んだ三本で……
写真-2016-06-02-11-48-25



とスタートしたものの…

フランスのアンジェニュー(Angenieux)の10x12 (12-120mm F2.2 T2.8)が実はとてもしっかりした描写で自分の求めるトーンそのものが描けるのを知り、16STにAngenieux10x12 というこれまたド定番な組み合わせに落ち着きました。
ズームレンズというのはバックフォーカスをかなり精密に合わせないとズームにはならずただのボケ玉になってしまうので自分が最初テストした個体の精度が悪く誤評価して今更アンジェニューも無いな… と思ってしまいましたが、フランスで買った10x12のマウント部を高精度に作り直してみた所、この時代にこの高倍率ズームでこれほど高性能なレンズが作れたのか!と驚く結果に…

写真-2016-06-02-11-49-01

このズームレンズは16mmキャメラだけでなくデジタルでも使う為イメージサークルをAPS-Cに広げるアダプタとマイクロフォーサーズに広げるアダプタを製作しバランスをみてマイクロフォーサーズ用に作ったものをAPS-Cに使っています。
BMPCCも導入するか常に迷いつつ、あまりデジタル機器に金かけたくないという基本があるのでセーブ……
EXテレコンが魅力のパナソニックのGHシリーズも惹かれるしNikon1もMF問題が解決できるモデルが出たら一気に候補に…

でも今あるカメラ(スチルメイン使用なので)で当面は という事でデジタルでの撮影は

ソニー α5100 で

あ、デジカメの写真はいちいち必要はないですね…
レンズはアンジェの10x12と普通にスチルで使っているレンズ全て。



自分のイメージはしっかりとありますが、動画には動画のお作法(決して固定観念に囚われる気は毛頭ありません)があるので動画初心者の自分はの事を肝に銘じて撮影の訓練~




前記した通り、写真も動画も今のところもっとも美しく観る事が出来るのはフィルムを光学投影したものですが、PC上で観る場合もあるのでこの場合、フィルムにキネコする前のフィルム用補正を掛ける前の映像であったりキネコしたフィルムから更にテレシネした映像であったり… 後者、一見本末転倒に思えるかもしれませんが、キネコ・テレシネを通さない画像は 高画質臭 が表現意図を阻害する事がよくあるのでここにフィルムのトーン・厚みを加えた映像の方が実は重要なんです。
私はスチルでもこの高画質臭がするものはどうにも現実に引き戻される感が鼻について違和感が先立ってしまうもので……
まぁこれも意図によってのケースバイケース




って事で久々にブログ開いて動画のカテゴリ(CINEMA / Motion Picture)を用意して書いたものの、次は何ヵ月後・何年後になるか……

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Author:かつき
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